皆さん、こんばんは。
今日はシアトルの有名なバレエ団、パシフィックノースウエストバレエのくるみ割り人形を観て来ました。
McCaw Hall(マコールホール)という大きな劇場で、隣接してパシフィックノースウエストバレエ(PNB)の稽古場があります。ダンサーたちが毎日そこでリハーサルをしています。毎日一般向けのオープンクラスも行っています。
中に入るとまず大きなクリスマスツリー。そして子供たちでいっぱいのロビー。
PNBのくるみ割り人形の舞台装置は、モーリス センダック さんという有名な絵本作家がデザインしたものだそうです。
『かいじゅうたちのいるところ』 (Where the Wild Things Are)という代表作が有名です。
ロビーには、ネズミがいたり
くるみ割り人形も可愛い。
席につくと、カーテンが可愛い。
音楽がなると、カーテンの中から子供たちが出てきたり、まるで絵本の中を覗いているような不思議な世界に連れていってくれます。
パシフィックノースウエストのダンサーたちは舞台で初めて見ましたが、とても綺麗でした♪1幕でお人形を踊った、ソリストのKylee Kitchensさんの足がとても綺麗だったのが印象的でした。クララ役のRachel Forsterさんも安定した踊りで綺麗でした。
1幕のセットは可愛くて好きだったのですが、何故か2幕はアラビアンナイトの世界のようなセットでした(笑)衣装も何故かアラビア系の衣装を着たダンサーたち。クララと王子が座る椅子も、何故か地べたにクッション(笑)ロシアの踊りはまさかのアフロヘアだし。
夫曰く、2幕のセットは、『かいじゅうたちのいるところ』の世界観に似ていて好きだったと言っていましたが。私はやっぱり、ザおかしの国という感じの方が好きかなぁなんて思ったり。
今は、オリジナリティを加えるために様々なバレエ団が工夫をしているので、どのくるみ割り人形が好きかは好みなのではと思いますが、PNBのくるみはセットがやはり絵本作家がデザインしただけあって、色使いが淡くて綺麗で夢がある気がします。
公演が終わったロビーです。素敵な劇場です。
劇場を出るとスペースニードル☆
公演は12月29日まで続きます。